お酒が好きな同期の新婚旅行

以前、

会社の同期が新婚旅行のハワイから帰った時に聞いた話です。


彼とは私が中途で入社した際、新卒で採用され、一緒に新人研修を受けた仲でした。

入社当時はよく一緒に酒を呑んだのですが、彼はちょっと酒癖が悪く、酔うと暴れるタイプだったので次第に彼の参加する酒席とは距離を置くようになっていきました。


そんな彼と偶然会社主催のセミナーで会い、丁度私も当時現在の奥さんと交際中で、真剣に結婚を考えていた時期でしたので、ハワイについての情報を聞いてみたのです。


ところが彼の口から出てきたハワイの記憶は

「二日酔いでタバコが吸いたくてホテル周辺を喫煙所を探して歩いていたら、酔っ払いとホテルの従業員が喧嘩していた、それ以外覚えてないんだよねー」との事でした。


もしかしたら彼流の冗談だったのかもしれませんが、とりあえず彼の口からハワイのお勧めアクティビティやレストランの情報を得ることは叶いませんでした。


考えてみれば私もお酒を飲んでいた当時は記憶が細切れで、旅行や休暇の思い出は大概漠然としていました。

しかし折角一生に一度のハレの日である新婚旅行が、「酔っ払の喧嘩」の思い出だけって悲しいなー、と妙に彼のエピソードが印象に残り、彼には申し訳ないのだけれども、その後私が断酒を決意するキッカケの一つにもなった経験でした。

断酒でスキー旅行

久しぶりのスキー旅行に行ってきました。
前回は丁度一昨年の年末、再飲酒してしまってバリバリお酒を飲んでいた頃でした。
なので正直あまり記憶がありません。
多分行きのバスから始めて朝から飲んで、ゲレンデでも飲んで、ホテルに帰っても飲んでいたのでしょう。

今回はバッチリ記憶があります、晴天に映える樹氷の群れや、どこまでも見渡せる荘厳な山々、可愛らしいカモシカも二回目撃しました。

良い思いが残るのはお酒を辞めた特権ですね。

断酒1年と65日目:お酒を卒業したメリット

大好きだったお酒を卒業して1年。

お酒をやめたメリットを思いつくまま書いてみます。


・寝つきが良くなる

断酒当初はむしろ悪くならましたが1週間くらいで飲んでた頃よりグッスリ眠れるようになりました。


・夫婦喧嘩が無くなる

親しき仲にも礼儀ありですね。


・無くし物が無くなった

飲んでた頃はよく携帯無くしてました、あと部屋の鍵。


・適度な運動が出来る

飲むと兎に角めんどくさくなります、今は運動が生き甲斐です。


・寝覚めが良い

これは断酒当初からすぐ実感!


・自然と好奇心が湧いてくる

マインドフルネス始めました。


・お金が貯まる

月2〜3万円節約出来ます。

終電逃したタクシー代を入れるともっとかも。


・目標達成に向けて動ける

目指せ3年後トレイルランニング100キロ完走!


・お酒臭く無くなる

お酒飲んでないので。


・便通が良くなる

これは半年くらいで実感しました。


・あんまり風邪を引かなくなる

引いてもすぐ治る


・読書が出来る

お酒飲むと無理でした


デメリットも書いてみます。


・飲み会が退屈

酔っ払うと同じ話を繰り返しちゃいますよね。


・始めは刺激が足りない

これは他のスポーツや趣味で補えました。


・飲み友達と会わなくなる

始めは寂しいけど、新たにお酒を飲まない友達が出来ました。、



メリットとデメリットありますが、自分としてはメリットが十二分に優っています。

勿論飲む飲まないは自分で決めることなので誰にもオススメはしませんが、個人的に断酒継続頑張ります!


断酒1年と13日目:映画が最後まで観れる喜び

断酒のメリットとして一点、

映画が最後まで眠らずに見通せます。


これは呑まない人にとっては当たり前の話かもしれませんが、以前の私はビール片手に映画を観ていて、途中で睡魔に襲われ不覚にも寝てしまうことが多々ありました。


すぐに目覚めたとしても大事な場面を見落としてたりして映画の筋が理解不十分なのでまた眠くなり、十分に楽しめないまま映画館を後にすることがちょいちょいあったのです。


一方、断酒継続中の今ならよっぽど寝不足でない限り最後まで見通せます、昨日はアレクサンダーペイン監督の「サイドウェイ」をホームシアターで最後まで楽しんで鑑賞しました。


お酒を呑んでいた頃はワインのウンチクと恋愛が程よくMIXされた大人なラブストーリーだと思っていたのですが、アルコール完全にを断った今見ると人間の滑稽さが強調された躁的なコメディーに見えます。


同じ映画でも立場によって見え方がだいぶ変わるものですね、


かつてお酒を飲んだいた時代に鑑賞した映画を、シラフでもう一度見返して見るのもちょっと面白いかもしれません。

断酒355日目:私の底つき体験①

あと10日で断酒継続一年となります。
飲酒欲求はまだありますがだいぶ薄れてきました。

思えば丁度昨年の今頃、仕事帰り駅のホームでハイボールのロング缶を煽る姿を偶然にも妻に目撃されています。

ホームの柱に隠れ人目を避けたつもりで飲んでいたのですが、あれ結構目立ってるんですよね。

その時、妻はそれ程おおげさに捉えていないようで、ただ笑っていましたが、私にとっては非常にショッキングな出来事で、とても恥ずかしい思い出です。
その恥ずかしい経験も断酒のきっかけになったのかもしれません。

アル中が自らの病気の気づきを得るきっかけとなった体験を「底つき体験」と言いますが、私の場合これが一つの底つきだった気がします。

果たしてあの時、あの瞬間、妻にあの行為を目撃されていなかったら私はまだアルコール依存性だったかもしれません。
あの日妻がホームの陰で隠れるようにアルコールを摂取する夫を目撃して、本当のところどう思っていたのかは今だに怖くて聞けません。




断酒339日目:あのワクワク感を取り戻したい

これはお酒が原因かわからないのですが、いつしかワクワクすることが少なくなってきました。


40代から50代のアルコール依存症者の約30%が鬱病とのデータもあるようで、やっぱりアルコールと気分の相関関係はある気がします。


今月で私の断酒も1年を迎えます、かつてのようにワクワクドキドキする感覚を少しでも多く感じるために引き続き断酒継続していきます!

太る原因お酒じゃなくて米でした:断酒204日目

私は前回の断酒で13キロ痩せたのですが、

その後スリップして再び飲酒を再開すると、みるみるうちに7キロほどリバウンドしてしまいました。

一念発起して再び断酒すること半年、
あれ?
前みたいに痩せない!?
なぜ?

お酒を止めて5ヶ月程しても以前のように痩せません、
そこでお米を少なくしたところ、再び痩せ始めました!

前回のダイエット成功体験ですっかりお酒が原因と信じ込んでいたのですが、実はご飯が原因だったようです。